CROWNSHIFT『CROWNSHIFT』

  • トミー・トゥオヴィネン<Vo:MYGRAIN>
  • ダニエル・フレイベリ<G:ex-NORTHER>
  • ユッカ・コスキネン<B:NIGHTWISH, WINTERSUN, ex-NORTHER>
  • へイッキ・サーリ<Ds:FINNTROLL, ex-NORTHER>

による新バンドのデビュー作。

すばらしいアルバムです。

トミーが歌うMYGRAINは地球外の要素があってSOILWORKに通じる部分がありますが、本作もそんな感じ。

奥行きのある音像の中に配置される歌と演奏のメロディの充実ぶりがすごく、場面によっては切なかったり、清涼感を出したりとメロディの質にもこだわります。

ラストの「To The Other Side」は10分の長編。
緩急を持たせながらもアグレッシヴさを維持していて、力強く締めくくります。

「Stellar Halo」

冷酷なカウントダウン(00:31~)にドキドキ。

01:21~でのグロウルからクリーンへの浄化が印象的です。

01:45~のかけ声はCHILDREN OF BODOMを想起。

03:49~のギター・ソロもエキサイティングです。

「Rule The Show」

00:00~がRAGE「Cold Desire」(2024年『AFTERLIFELINES』収録)00:43~に通じます。

突進力があって迫力満点。

いったん速度を落としてのパート(00:17~)はVoに力が入る00:59~が特にアツいです。

そして01:36からまたかっ飛ばします。

02:54~の少しゆがんだVo → キーンとしたギターも刺激的です。

「A World Beyond Reach」

00:09~がいい感じに浸透してきて、00:16~で泣きの度合いが強まります。
二段階攻撃が効いています。

サビ(01:08~)では00:16~をバックに極上のクリーンVo。

02:16からは音域が上がりながら物悲しさもにじみませます。

「If You Dare」

クリーンVoによるサビ(01:33~)が引き続き絶品。

ハーモニーが魅力的で安堵感を得られる透明性の高いメロディが展開します(サビに行くまで少し待たせる01:23~がまたいい)。

テンション高くメロディックに進む03:08~のギター・ソロも見事です。

「My Prison」

静 → 動の展開をみせます。

00:28~が寒くて少し不気味。

01:31からクリーンVoによる高品質なハーモニーと共に加速します。

切なく突き上げる(02:42~) → 悲哀のギター・ソロ(02:50~) → 神聖なバックVo(03:19~)も抜群の構成です。

「The Devil’s Drug」

地球外生命体による接触のように始まり、本編は鋭くアグレッシヴに展開します。

00:35のライドシンバルがいいアクセント。

サイレンのように迫る02:16~ → 高音域でピリピリした02:22~もスリリングです。

「Mirage」

インスト。

渋く美しい01:19~ → 哀愁フレーズが被さる01:45~の流れがたまりません。

02:45~も琴線に触れます。

「To The Other Side」

00:32~のバスドラ連打に燃えます。

01:05からは「Stellar Halo」のカウントダウンのような機械的な声。

Voの高揚感が増す(06:30~) → ダークな空間が広がる(06:51~) → 陽が差し込む(07:24~) → メロディックなギター(08:05~)が絶品の流れです。

最後はバスドラ連打でパワフルに終わります。

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