スペインのプログレッシヴ・メタル・バンドによる2nd。
デビュー作『FACE THE STORM』は2022年12月9日発表でしたので、2作品続けて年末のリリースとなります。
『FACE THE STORM』は曲の長さがコンパクトで歌も演奏も高品質でしたが、今回もそう。
- 曲は長くても5分台後半
- 演奏はテクニカルでドラマティック
- Voは「高音域を交えたKAMELOT」
といった感じです。
また『FACE THE STORM』では「Through This War」「More」「Facta Non Verba」での声にエフェクト処理をかけたアレンジが特徴的でした。
本作では「Clones」「Dying Star」にそのアプローチがみられます。
前作は中盤以降に高品質な曲が続きましたが、今回は前半が充実しています。
「The Shadow People」
時計のカチカチ音+レトロなデジタル空間に引きずり込まれます。
01:03~からドドドン!となり、「Wake up」のささやき(01:06~)と共に重厚になります。
まさに目が覚める展開。
ブルータルな01:43~もかっこいい。
02:46からは高音がいい伸び具合で、03:10~のフレーズも染みます。
「Clones」
ダイナミックで劇的。
01:48~が力強く、01:59~で高揚感が増します。
上述のエフェクト処理は02:17~。
アンドロイドのようで面白いです。
03:33からは高音がとてもきれいに伸びます。
「Dust To Dust」
ケタケタするような奇妙な音像に包まれながら目まぐるしく進行。
00:51~のハーモニーが美しい。
01:20~もユニークで、ヘヴィさが増す(02:11~) → ジリジリしながらメルヘンチックになる(02:24~)構成も面白いです。
「Thanks, But No Thanks」
ベースが前面に出ていてスリリング。
サビ(02:14~)の歌メロに躍動感あります。
03:10からはグルーヴィで刺激的な演奏パート。
DGM『LIFE』のあちこちでみられた衝撃音と共に始める手法がキマッています。
「Dying Star」
主軸となる00:16~が最高。
00:36からメランコリンクなVoにエフェクトがかかり、01:10からはKAMELOTのような歌メロが展開します。
03:02~がまたエキサイティングで、グリグリしながら進行。
04:03からは浸透性が高いフレーズが放たれます。