マイケル・モンローの『OUTERSTELLAR』、かっこいいアルバムでした。
私がマイケル・モンローを初めて聴いたのは1988年リリースの名作『NOT FAKIN’ IT』。
高校1年だったのですが、『NOT FAKIN’ IT』を聴くと、当時邦楽ファンだったクラスメイト2名(D君とM君)を思い出します。
そんな『NOT FAKIN’ IT』のエピソード紹介記事です。
「Dead, Jail Or Rock ‘N’ Roll」の威力
『NOT FAKIN’ IT』がリリースされたのが、1988年9月前半。
高校1年の2学期が始まったばかりでした。
アルバム発売日にレンタルショップに行くものの商品は「レンタル中」。
競争率が激しく、商品を借りられない状態が続いていたある日、学校でD君と以下のようなやりとりをしたのを今でも覚えています。
- D君:「マイケルなんとかって人知ってる?」
- 私:「もしかしてマイケル・モンロー?」
- D君:「あ、そう、そう。昨日ラジオで曲がかかったんだけど、すげえかっこよかったよ!」
後にそのラジオの曲は「Dead, Jail Or Rock ‘N’ Roll」と分かるのですが、この友人とのやりとりで『NOT FAKIN’ IT』への期待がさらに高まったのでした。
数日後、ようやく『NOT FAKIN’ IT』をレンタルすることができ、それからは何度も何度もリピート。
マイケルの話題で盛り上がる中、経緯は覚えていませんが、「俺は邦楽しか聴かない」と言っていたM君も『NOT FAKIN’ IT』を聴くことに。
そのM君も「Dead, Jail Or Rock ‘N’ Roll」を目を輝かせながら絶賛していました。
「それまで邦楽が主食だった2人を虜にしちゃうんだから、マイケルはすごいなあ」と思ったものです。
カヴァー曲がアルバム・タイトル
5曲目のアルバム・タイトル曲「Not Fakin’ It」はNAZARETHのカヴァー。
1973年『LOUD ‘N’ PROUD』に収録されています。
カヴァー曲がアルバム・タイトルになるのも珍しいですね。
オリジナルはサビが高音域で進行していきますが、マイケルは得意の低音域でかっこよくキメています。
M君もこの「Not Fakin’ It」をお気に入りに挙げていました。
歌いやすい音域とメロディ
マイケルは低音域~中音域を中心に歌います。
そしてメロディも魅力的。
音域とメロディが歌いやすく、自分の得意とする声域を把握したうえでのパフォーマンスが見事です。
新譜『OUTERSTELLAR』でもその唱法が際立っていましたが、『NOT FAKIN’ IT』の時点ですでに低音域~中音域の礎が築かれていました。
今の若い世代にも刺さる?
今の若者たちにマイケルの歌声はどう響くのでしょうか。
『NOT FAKIN’ IT』から37年以上経った今でもマイケルにはカリスマ性があります。
当時高校生だった私たちが愛聴したように、『NOT FAKIN’ IT』や『OUTERSTELLAR』にハマる若いファンが1人でも増えればうれしいなと思います。