鋼鉄英語

HM/HRでの英語表現を紹介する記事です。

よく使われるものをアレンジして掲載。

英文の固有名詞(バンド名、アルバム名、曲名など)は状況に応じて変更していきます。

バンドの結成/活動休止/解散/再結成

結成

一番使われるのがformです。

  • KAMELOT is a band formed in 1987.
    KAMELOTは1987に結成されたバンドだ。

formの代わりにassembleを使うこともできます。

  • KAMELOT is a band assembled in 1987.

活動休止

go on hiatusで「活動休止する」になります。

  • ANGRA will go on hiatus.
    ANGRAが活動休止する。

onはintoにも置き換えられます。

  • ANGRA will go into hiatus.

解散

disbandとcall it quits(これまでやってきたことを終わりにする)を用います。

  • THE POODLES disbanded in 2018.
  • THE POODLES called it quits in 2018.
    THE POODLESは2018年に解散した。

再結成

よく使う動詞はreunite。

文は能動態になります。

  • SLAYER has reunited in 2024.
  • SLAYER have reunited in 2024.
    SLAYERは2024に再結成した。

バンドは単数としても複数としても扱えますので、現在完了形にする場合はhasとhaveの両方が使えます。

メンバー・チェンジ

脱退/友好的脱退

leaveを使います。

  • Paul Taylor left WINGER in 1992.
    ポール・テイラーは1992年、WINGERを脱退した。

また、ポールの脱退は友好的なものでしたので、その場合にはamicablyがよく用いられます。

  • Paul Taylor amicably left WINGER in 1992.
    ポール・テイラーは1992年にWINGERを脱退したが、脱退は友好的なものだった。

「脱退」を名詞で表現する際にはdepartureがよく使われます。

  • John Roth joined WINGER after the departure of Paul Taylor.
  • John Roth joined WINGER after Paul Taylor’s departure.
    ポール・テイラーの脱退後、ジョン・ロスがWINGERに加入した。

後任

使う単語はreplacementになります。

  • John Roth joined WINGER as the replacement for Paul Taylor in 1993.
    ジョン・ロスは1993年、ポール・テイラーの後任としてWINGERに加入した。

また、加入したバンドの情報までは1文でカバーできませんが、動詞のreplaceを使った表現もあります。

  • John Roth replaced Paul Taylor.
  • Paul Taylor was replaced by John Roth.
    ジョン・ロスはポール・テイラーの後任だ。

復帰

returnで表現できます。

  • Paul Taylor returned to WINGER in 2013.
    ポール・テイラーは2013年、WINGERに復帰した。

「再結成」を意味するreuniteも使用可能。

復帰したメンバーとバンドの両方を主語にできます。

  • Paul Taylor reunited with WINGER in 2013.
  • WINGER reunited with Paul Taylor in 2013.
    ポール・テイラーは2013年、WINGERに復帰した。

reuniteはプロデューサーの再度起用にも使用可能

バンドの再結成、メンバーの復帰に用いられるreuniteですが、アルバム制作に以前のプロデューサーを再度起用する際にも活用できます。

例えばWARRANTの『ULTRAPHOBIC』(良作なのに配信で聴けないのが残念…)。

WARRANTのアルバムのプロデューサーは、

  • 『DIRTY ROTTEN FILTHY STINKING RITCH』(1989年)…『WINGER』と『IN THE HEART OF THE YOUNG』も手掛けたボー・ヒル
  • 『CHERRY PIE』(1990年)…ボー・ヒル
  • 『DOG EAT DOG』(1992年)…マイケル・ワグナー
  • 『ULTRAPHOBIC』(1995年)…ボー・ヒル


となっていますので、以下のように表現できます。

  • WARRANT reunited with producer Beau Hill for the fourth studio album “ULTRAPHOBIC.”
    WARRANTは4thアルバム『ULTRAPHOBIC』の時、プロデューサーにボー・ヒルを再び起用した。

アルバム

レコーディング

普通にrecordでもいいのですが、lay downがよく使われます。

  • QUEENSRŸCHE released “THE VERDICT” on March 1, 2019. The drum tracks on the album were laid down by the singer Todd La Torre.
  • QUEENSRŸCHE released “THE VERDICT” on March 1, 2019. The singer Todd La Torre laid down the drum tracks on the album.
    QUEENSRŸCHEは2019年3月1日に『THE VERDICT』をリリース。同作のレコーディングではシンガーのトッド・ラ・トゥーレがドラムを叩いた。

リリース

  • “THE CATALYST” was released on February 23, 2024.
    『THE CATALYST』は2024年2月23日にリリースされた。

上記が基本形ですが、availableを使って下記のようにもできます。

  • “THE CATALYST” was made availabe on February 23, 2024.
  • “THE CATALYST” was available on February 23, 2024.

be availableに関しては、is availableとwill be availableはよく使われていますが、was availableはあまり見かけません。

過去時制はwas made availableのほうが多い印象です。

arriveとcome outも使えます。

この場合、アルバムが主語でも文は能動態になります。

  • “THE CATALYST” arrived on February 23, 2024.
  • “THE CATALYST” came out on February 23, 2024.

レコード会社からリリース

「レコード会社からリリース」の「から」にはthroughとviaがよく使われます。

fromでも大丈夫ですし、byとunderも見たことがありますが、throughとviaのほうが圧倒的に多いです。

  • “THE CATALYST” was released on February 23, 2024 through Nuclear Blast.
  • “THE CATALYST” was released on February 23, 2024 via Nuclear Blast.
    『THE CATALYST』は2024年2月23日に『Nuclear Blast』からリリースされた。

リリース日の位置は文末でも大丈夫です。

  • “THE CATALYST” was released through Nuclear Blast on February 23, 2024.
  • “THE CATALYST” was released via Nuclear Blast on February 23, 2024.

プロデュース(produce以外)

be produced byが基本形ですが、produceの代わりにhelm(指揮する)を使うことができます。

  • “THE CATALYST” is produced by Jacob Hansen.
    =”THE CATALYST” is helmed by Jacob Hansen.
    『THE CATALYST』はヤコブ・ハンセンによるプロデュースだ。

セカンド・アルバム(second以外)

second以外によく用いられるのがsophomore。

sophomoreには「高校・大学の2年生」「経験が2年目」の意味があり、これが「セカンド・アルバム」に使われています。

  • SEVENTH CRYSTAL released the sophomore studio album “WONDERLAND” on March 10, 2023.
  • SEVENTH CRYSTAL released its sophomore studio album “WONDERLAND” on March 10, 2023.
  • SEVENTH CRYSTAL released their sophomore studio album “WONDERLAND” on March 10, 2023.
    SEVENTH CRYSTALは2023年3月10日にセカンド・アルバム『WONDERLAND』をリリースした。

バンドは単数でも複数でも扱えるので、代名詞を使う場合はitsとtheirの両方を使うことができます。

次作

the follow-up toを用います。

  • DARK TRANQUILLITY released “ENDTIME SIGNALS” on AUGUST 16, 2024. The effort is the follow-up to 2020’s “MOMENT.”
    DARK TRANQUILLITYは『ENDTIME SIGNALS』を2024年8月16日にリリース。同作は2020年の『MOMENT』の次の作品だ。

upcoming

これからリリースされる作品について、形容詞のupcomingが使われます。

  • THE HALO EFFECT released “Detonate” on September 25, 2024. The track is taken from the band’s upcoming sophomore studio album “MARCH OF THE UNHEARD.”
    THE HALO EFFECTは「Detonate」を2024年9月25日にリリース。この曲は、リリース予定の2ndアルバム『MARCH OF THE UNHEARD』からのナンバーだ。

チャート〇位

〇位

chartを動詞として活用し、「chart at 順位 on the チャート名」の型を使います。

  • “SLAVE TO THE GRIND” charted at No. 1 on the Billboard 200.
    『SLAVE TO THE GRIND』は「ビルボード 200」チャート1位を記録した。

また、1位の場合はtopを動詞として利用できます。

topの後には前置詞もいらないのでシンプルですね。

  • “SLAVE TO THE GRIND” topped the Billboard 200.

初登場〇位

「初登場」に使う動詞はdebutになります。

  • “SLAVE TO THE GRIND” debuted at No. 1 on the Billboard 200.
    『SLAVE TO THE GRIND』は「ビルボード 200」チャート初登場1位を記録した。

最高位〇位

動詞はpeak。

デビュー作『SKID ROW』が最高位6位でしたので、下記のように表現できます。

  • “SKID ROW” peaked at No. 6 on the Billboard 200.
    『SKID ROW』は「ビルボード 200」チャート最高位6位を記録した。

販売枚数

一番使われるのがcopyの複数形copies。

アルバムが主語ですが文は能動態になります。

  • “BUMP AHEAD” sold 200,000 copies in Japan.
    『BUMP AHEAD』は日本で20万枚売れた。

unitsも用いられますが、使用頻度はcopiesのほうが圧倒的に多いです。

  • “BUMP AHEAD” sold 200,000 units in Japan.

ゴールドディスク/プラチナディスクに認定

動詞はcertifiyを使用し、その後ろにgoldまたはplatinumを置きます。

文は受動態になります。

  • “BUMP AHEAD” was certified platinum in Japan.
    『BUMP AHEAD』は日本でプラチナディスクに認定された。

シンプルにgoも使用可能。

この場合、文は能動態になります。

  • “BUMP AHEAD” went platinum in Japan.

〇〇年前の今日リリースされた

on this day 〇〇 years agoを使います。

  • “OUT OF THE CELLAR” was released on this day 40 years ago.
    『OUT OF THE CELLAR』は40年前の今日リリースされた。

「anniversary」を用いて次のようにもできます。

  • Today marks the 40th anniversary of “OUT OF THE CELLAR.”
    今日で『OUT OF THE CELLAR』の40周年になる。
    → 『OUT OF THE CELLAR』は40年前の今日リリースされた。

Today isでも大丈夫ですが、marksのほうがよく使われている印象ですし、かっこいいです。

誕生日に関する表現も適用できます。

  • “OUT OF THE CELLAR” is 40 years old today.
  • “OUT OF THE CELLAR” turns 40 today.
    『OUT OF THE CELLAR』は今日で40歳になる。
    → 『OUT OF THE CELLAR』は40年前の今日リリースされた。

  • Happy 40th birthday “OUT OF THE CELLAR!”
    『OUT OF THE CELLAR』40歳の誕生日おめでとう!
    → 『OUT OF THE CELLAR』は40年前の今日リリースされた。

enter our lives(私たちの生活に入ってくる)。
これも見たことがあります。

  • “OUT OF THE CELLAR” entered our lives on this day 40 years ago.
    『OUT OF THE CELLAR』は40年前の今日、私たちの生活の一部になった。
    → 『OUT OF THE CELLAR』は40年前の今日リリースされた。

評価

高評価

「高評価」はpositive review。

reviewは複数形になり、動詞はrecieveを使います。

  • The album recieved positive reviews.
    そのアルバムは高評価を得た。

favourableが用いられる場合もあります。

  • The album recieved favourable reviews.

以下のような受動態の表現もあります。

  • The album was met with positive reviews.
  • The album was met with favourable reviews.

  • The album was greeted with positive reviews.
  • The album was greeted with favourable reviews.

賛否両論

mixed reviewを使います。

  • The album recieved mixed reviews.
  • The album was met with mixed reviews.
  • The album was greeted with mixed reviews.
    そのアルバムは賛否両論だった。

賛否両論で高評価が多めの場合はmixed to positiveまたはmixed to favourableになり、低評価寄りの場合はmixed to negativeになります。

  • The album recieved mixed to positive reviews.
  • The album was met with mixed to positive reviews.
  • The album was greeted with mixed to positive reviews.

  • The album recieved mixed to favourable reviews.
  • The album was met with mixed to favourable reviews.
  • The album was greeted with mixed to favourable reviews.

  • The album recieved mixed to negative reviews.
  • The album was met with mixed to negative reviews.
  • The album was greeted with mixed to negative reviews.

ツアー/ライヴ

ツアーを開始する

kick off

よく使われるのがkick off。

バンドとツアーの両方を主語にできます。

まずはバンドを主語にした場合です。

  • IRON MAIDEN will kick off a world tour in 2025.
    IRON MAIDENは2025年にワールド・ツアーを開始する。

worldをglobalにすることもできます。

  • IRON MAIDEN will kick off a global tour in 2025.

以下がツアーを主語にした例になります。

  • IRON MAIDEN’s 2025 world tour will kick off on May 27.
    IRON MAIDENの2025年ワールド・ツアーは5月27日から始まる。

embark on

この場合、主語はバンドになります。

  • IRON MAIDEN will embark on a world tour in 2025.
  • IRON MAIDEN will embark on a global tour in 2025.

また、embark onほどではありませんが、go globalもたまに見かけます。

  • IRON MAIDEN will go global in 2025.

オープニング・アクト/サポート・アクト

「open for ヘッドライナー」「support ヘッドライナー」の型を使えます。

  • 9mm Parabellum Bullet opened for SHINEDOWN on August 31, 2015.
    9mm Parabellum Bulletは2015年8月31日、SHINEDOWNのオープニング・アクトを務めた。

  • 9mm Parabellum Bullet supported SHINEDOWN on August 31, 2015.
    9mm Parabellum Bulletは2015年8月31日、SHINEDOWNのサポート・アクトを務めた。

supportは前置詞も不要。
シンプルに文章を作れるからいいですね。

ヘッドライナー

headlineを動詞として活用。

「headline フェス名/イベント名」で表現できます。

  • PANTERA headlined LOUD PARK in 2023.
    PANTERAは2023の『LOUD PARK』でヘッドライナーを務めた。

2023年に復活した『LOUD PARK』にはcomeback editionという言葉が使われており、以下のようにすることもできます。

  • PANTERA headlined the 2023 comeback edition of LOUD PARK.
    PANTERAは2023年に復活した『LOUD PARK』でヘッドライナーを務めた。

完全再現

「perform アルバム名 in its entirely」の型が使えます。

  • WINGER performed “PULL” in its entirely on September 7, 2024.
    WINGERは2024年9月7日に『PULL』の完全再現をした。

また、2作品以上の場合はitsがtheirに変わります。

  • WINGER performed “WINGER” and “IN THE HEART OF THE YOUNG” in their entirely in 2014.
    WINGERは2014年に『WINGER』と『IN THE HEART OF THE YOUNG』の完全再現をした。

『WINGER』の完全再現は2014年1月の日本公演、『IN THE HEART OF THE YOUNG』は2014年11月の日本公演ですが、一晩に2作品の完全再現をしていなくてもin their entirelyを利用できます。

アルバムのプロモーション・ツアー

in support ofを使って、以下のように表現します。

  • KISSIN’ DYNAMITE is touring in support of the album “BACK WITH A BANG!”
    KISSIN’ DYNAMITEはアルバム『BACK WITH A BANG!』のプロモーション・ツアー中だ。

また、NIGHTWISHのようにアルバムのツアーを行わない場合は、アルバムを主語にして下記のようにすることができます。

  • “YESTERWYNDE” gets no tour of its own.
    『YESTERWYNDE』のツアーは行われていない。

ライヴ定番曲

live stapleを使います。

stapleには「主要商品」「必需品」などの意味がありますが、live stapleで「ライヴ定番曲」になります。

  • “BRITISH STEEL” includes live staples such as “Breaking The Law” and “Living After Midnight.”
    『BRITISH STEEL』には「Breaking The Law」や「Living After Midnight」などのライヴ定番曲が収録されている。

セットリストの1曲目/最後の曲

1曲目にはopener、最後の曲にはcloserを使います。

  • IRON MAIDEN performed “Aces High” as the show opener on February 16, 2008.
    IRON MAIDENは2008年2月16日に「Aces High」をショウの1曲目に演奏した。

  • IRON MAIDEN performed “Aces High” as the show closer on May 22, 2022.
    IRON MAIDENは2022年5月22日に「Aces High」をショウの最後に演奏した。

showはsetに変えることもできます。

  • IRON MAIDEN performed “Aces High” as the set opener on February 16, 2008.

  • IRON MAIDEN performed “Aces High” as the set closer on May 22, 2022.

聖地・武道館

ライヴ会場の「聖地」には、

  • legendary
  • iconic
  • famed
  • storied

などが使われます。

  • HELLOWEEN performed a show at the legendary Budokan in Tokyo on September 16, 2023.
  • HELLOWEEN performed a show at the iconic Budokan in Tokyo on September 16, 2023.
  • HELLOWEEN performed a show at the famed Budokan in Tokyo on September 16, 2023.
  • HELLOWEEN performed a show at the storied Budokan in Tokyo on September 16, 2023.
    HELLOWEENは2023年9月16日、東京にある聖地・武道館でショウを行った。

プロショット/オーディエンスショット

ライヴ映像の表現です。

まずは「プロショット」。

そのままpro-shotでも大丈夫ですし、professionally filmedという表現もあります。

  • Pro-shot video of their live performance is available on YouTube.
  • Professionally filmed video of their live performance is available on YouTube.
    彼らのライヴ映像のプロショットがYouTubeで視聴できる。

availabeは「アルバムのリリース」にも使えますが、「視聴できる」という意味にも用いることができます。
非常に便利な単語ですね。

続いて「オーディエンスショット」。

こちらはfan-filmedという表現になります。

  • Fan-filmed video of their live performance is available on YouTube.
    彼らのライヴ映像のオーディエンスショットがYouTubeで視聴できる。

frontwoman

男性シンガーにはfrontmanを用いますが、女性シンガーの場合はfrontwomanを使います。

  • Lzzy Hale is the frontwoman of HALESTORM.
    リジー・ヘイルはHALESTORMのシンガーだ。

frontを動詞として使う例もあります。
この場合は男性シンガーも女性シンガーも同じ型になります。

  • HALESTORM is fronted by Lzzy Hale.
  • Lzzy Hale is fronting HALESTORM.

theを付けて2文目以降で言い換え

バンド

人数に応じた表現

次のようになります。

  • 2人組…the duo
  • 3人組…the trio
  • 4人組…the quartet
  • 5人組…the quintet

6人組を意味するsextestがありますが、これが使われているのは見たことがありません。
6人組はthe six-piece bandなどと表現されています。

以下はthe quintetの例です。

  • JUDAS PRIEST released “INVINCIBLE SHIELD” on March 8, 2024. The quintet is touring in support of the album.
    JUDAS PRIESTは2024年3月8日に『INVINCIBLE SHIELD』をリリース。バンドは同作のプロモーション・ツアー中だ。

the ヴォーカリスト – fronted outfit

outfitには「チーム」の意味があり、これとシンガーの名前を絡めて使います。

  • JUDAS PRIEST released “INVINCIBLE SHIELD” on March 8, 2024. The Rob Halford-fronted outfit is touring in support of the album.
    JUDAS PRIESTは2024年3月8日に『INVINCIBLE SHIELD』をリリース。バンドは同作のプロモーション・ツアー中だ。

アルバム

以下の前にtheを置きます。

  • effort…「努力の結果の作品」という意味がある
  • disc
  • LP

  • JUDAS PRIEST released “INVINCIBLE SHIELD” on March 8, 2024. The effort is produced by Andy Sneap.
  • JUDAS PRIEST released “INVINCIBLE SHIELD” on March 8, 2024. The disc is produced by Andy Sneap.
  • JUDAS PRIEST released “INVINCIBLE SHIELD” on March 8, 2024. The LP is produced by Andy Sneap.
    JUDAS PRIESTは2024年3月8日に『INVINCIBLE SHIELD』をリリースした。同作はアンディ・スニープによるプロデュースだ。

『INVINCIBLE SHIELD』はレコードでも発売されていますが、レコードでリリースされていないアルバムについてはthe LPの使用は避けたほうがいいかもしれませんね。

ツアー

「旅」を意味するtreckを用います。

  • JUDAS PRIEST is touring in support of the album “INVINCIBLE SHIELD.” The treck kicked off on April 18, 2024.
    JUDAS PRIESTはアルバム『INVINCIBLE SHIELD』のプロモーション・ツアー中だ。同ツアーは2024年4月18日から始まった。

enjoy

「ヒットした/売れた」「人気がある」「(アルバムが)よかった」にenjoyを使えます。

特に「ヒットした/売れた」には多く使われています。

ヒットした/売れた

enjoyの後にsuccess(成功)またはcommercial success(商業的成功)を置きます。

  • “RAINMAKER” enjoyed success in Japan.
  • “RAINMAKER” enjoyed commercial success in Japan.
    『RAINMAKER』は日本でヒットした。

enjoyの後をstrong salesにすることもできます。

“RAINMAKER” enjoyed strong sales in Japan.

人気がある

enjoy pupularityで「人気がある」になります。

  • FAIR WARNING enjoys popularity in Japan.
    FAIR WARNINGは日本で人気がある。

(アルバムが)よかった

enjoyの後ろにアルバム名を置きます。

  • I enjoyed “RAINMAKER.”
    『RAIMAKER』よかったよ。

すごく気に入った場合はa lotを付けるといいですね。

  • I enjoyed “RAINMAKER” a lot.
    『RAINMAKER』すごくよかったよ。

predecessor

predecessorには「前任者」の意味があり、メンバーの表現に使われますが、アルバムの「前作」にも用いることができます。

  • I enjoyed the new album a lot. It’s much better than its predecessor.
    新作すごくよかったよ。前作より全然いい。

~について語る

explainやtalk aboutでも大丈夫ですが、discussが結構使われています。

  • At the interview, he discussed the possibility of the band’s reunion.
    彼はインタビューでバンドの再結成の可能性について語った。

~ never gets old

never gets oldでググると解説記事がたくさん出てきますが、意味は「~の魅力が色あせない」。

音楽でもアルバムや曲を主語にして「色あせない名盤/名曲」「いつ聴いてもすばらしい」という表現をできます。

  • “OPERATION: MINDCRIME” never gets old.
  • “Eyes Of A Atranger” never gets old.

映画『ブラック・パンサー』にもnever gets oldが出てきます。

任務を終えて故郷ワカンダに戻る際のティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)のセリフ(12:59~)。

目の前に広がる景色を見ながら「This never gets old」(日本語字幕は“いつ見ても美しい”)と言っています。

behind the drum kit

「ドラムを叩く」に用いることができます。

  • “TEN” is the album with Nick D’Virgilio behind the drum kit.
    『TEN』はニック・ディヴァージリオがドラムを叩いたアルバムだ。

以下のようにsitを加えることも可能です。

  • Nick D’Virgilio sat behind the drum kit for “The BIG Finish FAREWELL TOUR.”
    ニック・ディヴァージリオは『The BIG Finish FAREWELL TOUR』でドラムを叩いた。

先行シングル

precedeを能動態と受動態で使えます。

アルバムを主語にする場合は受動態、先行シングルが主語の時は能動態になります。

  • “THE LAST WILL AND TESTAMENT” was preceded by “§1” and “§3.”
  • “§1” and “§3” preceded “THE LAST WILL AND TESTAMENT.”
    「§1」と「§3」は『THE LAST WILL AND TESTAMENT』の先行シングルとしてリリースされた。

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