投資会社のCEOでもあるデイヴィッド・ローウィー<G>を中心とするハード・ロック・バンド、THE DEAD DAISIES。
『HOLY GROUND』(2021年)と『RADIANCE』(2023年)でヴォーカルをとっていたグレン・ヒューズが脱退し、『REVOLUCIÓN』(2015年)、『MAKE SOME NOISE』(2016年)、『BUIN IT DOWN』(2018年)でリードVoを務めていたジョン・コラビが復帰しました。
グルーヴィでエネルギッシュな曲調にジョンの骨太な声がハマっています。
リード・ギターは『MAKE SOME NOISE』から参加しているダグ・アルドリッチ<G>。
特に「Back To Zero」と「Way Back Home」でのソロがすばらしいです。
また、THE DEAD DAISIESには、
- Song And A Prayer(『MAKE SOME NOISE』収録)…GUNS N’ ROSES「Sweet Child O’ Mine」(1987年『APPETITE FOR DESTRUCTION』収録)
- Dead And Gone(『BURN IT DOWN』収録)…AC/DC「Back In Black」(1980年『BACK IN BLACK』収録)
のように、HM/HR代表曲のようなスタートを切る曲があります。
かなり強引なとらえ方をすれば、本作収録曲の中では「Way Back Home」が、2023年日本公演のラストで演奏されていたWHITESNAKE「Slide It In」(1984年『SLIDE IT IN』収録)のような始まりに感じられます。
「Light ‘Em Up」
ノリの良いオープニング・ナンバーです。
00:58~がキャッチーでナイス。
ジョンのかすれ声とは対照的でクリーンな歌声によるメロディが際立ちます。
「Times Are Changing」
「Light ‘Em Up」の勢いを維持。
サウンドは少し土臭い感じでこれがなかなか渋いです。
00:07~のメロディが心地良く、これが曲中繰り返されます。
「I Wanna Be Your Bitch」
00:16~のジョンのVoが少し異なる雰囲気で、これをメインに進んでいきます。
テンション高めの声を被せてくる02:38~はジョンならではのかっこよさです。
「I’m Gonna Ride」
サビを伸ばして歌うアプローチが映えるナンバー。
01:11~で「Ri~~de」と伸ばし、01:14~でシャウト気味に音域を上げる唱法がキマっています。
「Back To Zero」
ジョンの通常Vo(00:17~) → ゆがんだハーモニー(00:21~)の流れが特徴的。
00:42からはさらに視界不良になりますが、妙にワクワクします。
00:42~のミステリアスな雰囲気を引き継いだダグのギター・ソロ(01:50~)も見事。
02:50からはジョンが音域を上げてエキサイトさせてくれます。
「Way Back Home」
湿り気のあるギター(00:00~)で始まり、ブレイクを入れながら進みます。
キャッチーな歌メロ(00:29) → エフェクト声(00:40~)が刺激的。
02:03からはダグが魅良。
とてもいいフレーズです。
「Take My Soul」
エフェクト声によるVo → 骨太演奏への流れを踏みます。
ちょっと切ないメロディを堂々と歌うジョンのパフォーマンスがすばらしい。
スケールの大きい01:41~の歌メロに胸が熱くなります。