『FINAL BATTLE』(2022年)以来、2年ぶりのアルバム。
マイケル・スウィート<Vo/G>の伸びがあるヴォーカル+ハイトーンのパフォーマンス、そして曲中に清涼感のあるコーラスを組み込ませるアプローチが光ります。
アルバムは『FINAL BATTLE』同様、勢いのある「End Of Days」でスタート。
その後はスロー・ナンバーが多くを占めます。
減速感は否めないのですが、「When We Were Kings」は歌も演奏もかなり充実していますし、後半にはキラー・チューン「Grateful」も登場。
ラストの「Imperfect World」もパンチが効いているので、いい気分でアルバムを聴き終えることができます。
「End Of Days」
鋭いギターに被さる衝撃音(00:02~)がいいアレンジ(前面に出すのではなく控えめに加える力加減がまた〇)。
02:44~のギター・ソロが特にすばらしく、ギラギラしていてエネルギッシュなプレイにエキサイトさせられます。
分厚いハーモニー(03:56~) → 伸びるマイケルのハイトーン+衝撃音もアツいです。
「Unforgivable」
00:21~がいい感じにゆがんでいて独特。
サビ(01:01~)は00:21~の拡大版メロディをマイケルが伸びやかに歌います。
02:11~もミステリアスで、02:18~は遠くでサイレンが鳴っているかのよう。
いきなり高音ではじまる02:30~のギター・ソロにもドキッとします。
「When We Were Kings」
00:11~の哀愁フレーズにやられます。
マイケルの歌い出し(00:22~)もかっこいいですし、00:42からは極上のサビ。
メロディもハーモニーも一級品で、その後に00:11~が続くという最高の展開です。
「Grateful」
名曲「Always There For You」(1988年『IN GOD WE TRUST』収録)を思わせます。
歌い出し(00:21~)なんかは特にそう。
サビではマイケルが曲名を伸ばして魅力的なメロディを堂々と歌います。
ノスタルジックさが強調される03:36~もいいテイストです。
「Imperfect World」
00:10~が「When We Were Kings」00:11~に通じます。
00:59~のハーモニーが高品質でその後に00:10~を持ってくる構成もうまい。
マイケルのハイトーン(02:04~) → ギター・ソロの流れにもテンションが上がります。
音域が下がっていく02:31~も最後の曲ならではのワクワク感。
エンディング前の03:07~でもう一度マイケルがハイトーンを伸ばしてくれます。