ミック・マーズ<G>のキャリア初となるソロ・アルバム。
ミック以外のメンバーは以下となっています。
- ジェイコブ・バントン<Vo>…ADLER『BACK FORM THE DEAD』(スティーヴン・アドラー<Ds:元GUNS N’ ROSES>のバンド)でもリードVo
- ブライオン・ガンボア<Vo>
- Chris Collier<B>
- レイ・ルジアー<Ds:KORN>
- ポール・テイラー<Key:WINGER>
ジェイコブとポールはミックとの共作でも大きく貢献。
「Killing Breed」「Undone」でブライオン、それ以外の曲でジェイコブが歌っています。
ミックのギターは、
- ダイナミックでヘヴィ
- ギター・ソロは短時間で魅力的なフレーズ
- トリッキーな音も絡める
というスタイルで「おお」と思わせるプレイがあちこちに満載。
豊富なアイディア、アレンジのうまさに脱帽です。
「Loyal To The Lie」
演奏がフェードインしてガッツある本編がスタートします。
ジェイコブはエフェクト → ノーマルのVo。
滑らかな歌メロが心地良いです。
03:14~はMEGADETH「Dread And The Fugitive Mind」(2001年『THE WORLD NEEDS A HERO』収録)03:56~を彷彿。
ラウドでノイジーなギターを伸ばす03:20~もミックならではです。
「Broken On The Inside」
AC/DC「Back In Black」(1980年『BACK IN BLACK』収録)っぽいリフがクール。
00:11~のジェイコブのゆがんだVoが新鮮で、00:31からはミックがゆがみます。
そして00:37から目が覚めるようなスクリーム → アップテンポに。
予測不可でかっこいいです。
03:05から視界不良になります。
「Alone」
ミックがゲスト参加したCRASHDÏET「Alone」(2007年『THE UNATTRACTIVE REVOLUTIONS』収録)とは同名異曲。
ミックの泣きのギター(00:26~) → ジェイコブの切ないVo → 悲哀度が増すサビ(01:07~)の流れが最高です。
「Killing Breed」
ダークでミステリアス。
00:18からドカン!となり00:33から強靭なギターが切り込みます。
ブライオンの低音域Voも説得力抜群。
03:40からのギター・ソロは曲調に逆らうかのようで、04:26~の連打がまたエキサイティングです。
「Right Side Of Wrong」
威厳があって警告的なオープニング(ミックの雰囲気にピッタリ) → ダイナミックな演奏(00:15~)が抜群のかっこよさ。
伸びやかなジェイコブの熱唱も光ります。
「Ready To Roll」
ジリジリとヘヴィに迫る中、ジェイコブの低音域Voが心地良く響きます。
00:56~では一緒に拳を振り上げましょう。
得体の知れない02:58~の音像がまたツボです。
「Undone」
緩急をつけながらのブライオンのVoが見事。
切ない歌メロ(00:45~) → ミックの哀愁ギター(01:12~)がたまりません。
02:37~のギター・ソロもいい感じに涙腺を刺激します。
「Ain’t Going Back」
ライドシンバルによるスタートがかっこいい。
ジェイコブは「Loyal To The Lie」のようにエフェクトVoも絡めます。
01:45からはミックがそれまでの歌メロより音域を下げてギター・ソロ。
非日常的な01:58~、つまずくような02:45~にも引き込まれます。
「LA Noir」
インストゥルメンタル。
MOTLEY CRUE時代(ジョン・コラビ期)にミックが1人で書いた「Bittersuite」のような渋いフレーズをヘヴィな音像で包み込みます。
CRASHDÏET『THE UNATTRACTIVE REVOLUTIONS』(2007年)
一緒にこちらも楽しみましょう。
ミックは「I Don’t Care」「Alone」で共作/リード・ギターで参加しています。
特に「I Don’t Care」がおすすめ。
02:21~のギターなんかは「ああ、ミックだなあ」とうれしくなります。