英国のプログレッシヴ・メタル・バンドによる5曲入りEP。
7thフル『FAUNA』(2023年)以来、3年ぶりの音源です。
チャーリー・グリフィス<G>とコナー・グリーン<B>が脱退し、メンバーは以下の4人。
- ロス・ジェニングス<Vo>
- リチャード・ヘンシャル<G/Key>
- レイモンド・ハーン<Ds>
- ピーター・ジョーンズ<Key>
元PERIPHERYのアダム“ノリー”ゲットグッドとTHE ARISTOCRATSのブライアン・ベラーがベースで参加しています。
5曲中「in a fever dream」「delirium」「bleeding sky」の3曲が先行公開。
「in a fever dream」のスクリームが特に燃えますね。
初出は「eclipsed by you」と「lotus」になり、「lotus」にもスクリームがあります。
「in a fever dream」
ロスのヴォーカルが歌い出しから素敵です。
01:03~が美しく、エフェクト声の01:47~もいいアレンジで、切なさが増す02:57~もたまりません。
上述の燃えるパートは04:18~。
TESSERACT「Acceptance – Concealing Fate, Pt. 1」(2010年『CONCEALING FATE』収録)01:45~のような雰囲気が少しあり、骨太な演奏がたまらなくかっこいいです。
「delirium」
ジリジリとした中、ロスのミステリアスな歌が舞います。
00:46~がきれいで「in a fever dream」01:03~のような効果。
サビではスリムな声によるエモーショナルな歌が特徴的で01:19~の連打がまた刺激的です。
近未来的でゆがんだ02:34~にも引き寄せられます。
「eclipsed by you」
ロスのヴォーカルがゆがんでいて音域が下がる00:19~が特徴的。
幻想的な中、
- 01:19~ いい感じにボンボン
- 02:06~ ハード
- 02:38~ より劇的に
と曲が進むにつれてスケールが広がっていきます。
「bleeding sky」
メランコリックに進んでいきますが、01:21からハードさが加わり、摩訶不思議なオーラを漂わせます。
視界不良でありながらも切ない01:50~がいいメロディ。
02:12~がCALIGULA’S HORSE「Charcoal Grace IV: Give Me Hell」(2024年『CHARCOAL GRACE』収録)の00:00~や00:54~に通じます。
「lotus」
美しく切ないスタート。
00:42からハードになり、ロスのフワッとした高音域Voが響き渡ります。
02:05で邪悪な声が入り、02:16からスクリーム。
メロディックなギターともうまく融合していて、激しさとドラマティックさを加える02:47~が秀逸です。
歌に厚みが増す04:52~が魅力的で、リードVoの高音域がH.E.R.O.「Oxygen」(2022年『ALTERNATE REALITIES』収録)のサビのような包容力です。