2023年の来日公演では2005年4th『UNDOING RAIN』と2007年5th『DELIVER US』の全曲演奏を行ったDARKEST HOUR。
10枚目のアルバムとなる本作は『UNDOING RAIN』に通じる幕開けです。
ジョン・ヘンリー<Vo>のもだえ苦しむようなグロウルが特徴的で、その唱法を本作でも維持しているのですが、とても聴きやすくなりました。
耳にすんなり入ってきます。
猛々しく突き進みながら、キャッチーな歌メロやメロディックなフレーズを噴霧。
グイグイ押しながらも、所々で安堵させる攻めが効いてます。
「Perpetual Terminal」
徐々に気分を高めるサウンドが入ってきて00:40からガツン!
「With A Thousand Words To Say But One」(『UNDOING RAIN』収録)のオープニングのようです。
01:21~のメロディックなギターとキャッチーなVoにガッツポーズ。
03:35からはIN FLAMES「Disconnected」(2008年『A SENSE OF PURPOSE』収録)の02:29~のような空気が少々漂います。
「Societal Bile」「A Prayer To The Holy Death」
「Societal Bile」はウィ~ン!としながら突進する00:06~に気合いが入ります。
苦しみながらキャッチーに展開するサビ(01:18~)が独特で、01:53からはジョンの声に処理がかかり、その後どっしりします。
「A Prayer To The Holy Death」はサビ(00:48~)の重厚でキャッチーなVo+メロディックかつ耽美的な演奏に惹きつけられます。
「The Nihilist Undone」
悲哀に満ちたジョンの「アーーー!」(00:18~、01:08~)が疾走にピッタリで最高。
01:41~のギターも染みます。
02:15からはギターのメロディック度が増し、厚みのあるアグレッシヴなVoが重なります。
「One With The Void」「Amor Fati」「Love Is Fear」
「One With The Void」は適度に緩いクリーンVoがいい感じ。
02:26からはギターが約50秒泣き、03:17~の劇的な歌メロに胸が熱くなります。
「Amor Fati」は小曲インスト。
エモーショナルな高音域フレーズが体内に浸透します。
「Love Is Fear」はシャープでメロディックなスタート。
アグレッシヴになってまた00:00~が再登場する構成(00:55~)がナイスです。
「Goddess Of War, Give Me Something To Die For」
00:21~がIRON MAIDEN「Hell On Earth」(2021年『SENJUTSU』収録)01:06~っぽいです。
静 → 動(01:09~)→ 疾走(02:39~)の流れを踏みます。
03:14から「The Nihilist Undone」での悲哀スクリームが再び。
最後の曲でこれをやられるとかなり効きます。