オーストラリアのプログレッシヴ・メタル・バンド、6作目。
- ジム・グレイのVo…マイルドな声。小声のパートもあり。浮遊感のあるメロディが素敵
- 演奏…透明感があってドラマティック、そしてヘヴィ。静と動の切り替えが頻繁
といったスタイルで、程よい刺激を伴いながらも耳に優しく響くテクニカル・サウンドです。
タイトル曲は4部構成で約25分。
「I」~「IV」の各パートにハイライトがあるので、聴きごたえのある大曲となっています。
ラストの「Mute」は12分。
こちらも高品質な曲でオープニングの「The World Breathes With Me」につなげるアプローチが見事です。
「The World Breathes With Me」
ARCH ECHO「Measure Of A Life」(2020年『STORY I』収録)03:32~のような空気。
01:58~のフレーズ、03:56~の歌メロが心地良く浸透します。
01:58~が繰り返されるかと思ったらVoが重なる04:30~、美しく切ないVo → 泣きのギター・ソロへ流れる05:58~も見事です。
「Golem」
警戒度強めでシャープ。
01:06~のアグレッシヴなVoが新鮮です。
01:33でいったん引っ込める → サビ(01:37~)への展開に引き込まれます。
「Charcoal Grace I: Prey」
メランコリックかつミステリアスな幕開け。
02:25~、04:47~が刺激的。
06:03~の高音域ギター・ソロも刺さります。
「Charcoal Grace II: A World Without」
メロディの切なさが強調される02:58~、Voに重なる形でエモーショナルなフレーズが始まる05:19~がすばらしいです。
「Charcoal Grace III: Vigil」
静か。
01:53を機に光が差し込みますが03:12から視界不良になります。
「Charcoal Grace IV: Give Me Hell」
力強いスネア → Voが始まる01:04~に惹きつけられます。
03:10で「I」の02:25~が再登場し、その後に続く03:26~がまたスリリングです。
エンディング付近の05:20~もいいですね。
「Mute」
雄大な歌メロ(00:00~) → 重厚で耽美的な演奏(00:44~)にドキッとします。
静(01:21~) → 動(03:13~)の流れも秀逸。
魅力的な歌メロが続く中、演奏が一瞬止まる05:48~もいいアクセントです。
後半の静(06:45~) → 動(08:10~)も絶品で、10:10から「The World Breathes With Me」へ向かい始めます。