スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンド、SEVENTH CRYSTALの2nd『WONDERLAND』のレビューです。
2023年3月10日にリリースされました。
2021年デビュー作『DELIRIUM』も良作でしたが、今回もなかなかの充実作。
以下の太字6曲がおすすめです。
- Wonderland
- Higher Ground
- Hollow
- Million Times
- My Own Way
- Imperfection
- In The Mirror
- Next Generation
- Someday
- Rodeo
- クリスティアン・フィール<Vo>
- エミル・ドルネルス<G>
- グスタフ・リンデ<G>
- オロフ・ガッド<B>
- アントン・ロース<Ds>
- ヨハン・エルヴソング<Key>
2. Higher Ground
- 00:00~ ワクワクさせる重厚感のある演奏
- 00:25~ クリスティアンがマイルドな声で魅了し始める
- 01:01~ とっても素敵なサビ。演奏が止まる → クリスティアンの歌声のみ → 曲名を含む歌詞を伴った超魅力的な歌メロ
- 02:20~ クリスティアンの声が伸びて、ギター・ソロ。始まった瞬間ビビッとくる
- 02:41~ ヨハンのピアノも重なり美しさが増す
- 03:17~ サビの歌メロの音域が上がり、熱量アップ
3. Hollow
- 00:00~ メロディックなギターが心地良い演奏
- 00:19~ オロフのベース・ラインがクール
- 00:38~ クリスティアンの素敵な歌+美しいハーモニー
- 00:56~ 骨太でシャープになってサビ。進行するにつれて共感度が増す最高級の歌メロ
- 02:27~ 適度にエネルギッシュなギター・ソロ
- 02:47~ 00:00~のギターが再び刺激 → 最高級のサビへ
4. Million Times
- 00:10~ 泣きのギターを軸とした演奏
- 00:52~ キャッチーなコーラスがHOUSE OF LORDSの「Take It All」(2022年13作目『SAINTS AND SINNERS』収録)のサビ(01:08~)に少し似てる
- 01:57~ 即効性のあるギター・フレーズ → 02:15からピロピロ
- 02:27~ ストリングスが前面に出てドラマティックさが増す
- 03:01~ クリスティアンの音域を上げる唱法に胸が熱くなる
- 03:26~ ストリングスが再び
8. Next Generation
- 00:06~ いい感じに緩い「オー、オー、オ、オー」
- 00:45~ 躍動感が増してさらにかっこよくなる
- 00:56~ クリスティアンのかっこいい「So!」と共にサビ。 コーラスはほとんどなくクリスティアンの歌1本によるクールなメロディ
- 02:33~ ギターとキーボードが見事にブレンドされた演奏パート
- 02:50~ 骨太になってスリリングに
9. Someday
- 00:00~ 迫りくるイントロがNORDIC UNION(Vo:ロニー・アトキンス)の「This Means War」(00:00~/2022年3rd『ANIMALISTIC』収録)に似てる
- 00:07~ クリスティアンが歌い出す。一瞬ロニー・アトキンスっぽく聞こえる
- 00:21~ 本格的な演奏+徐々に気持ちが高まる歌メロ
- 01:33~ それまで展開していた歌にキャッチーなコーラスが被さる
- 02:00~ 煽情的なキーボードが前面に
- 02:15~ 体が温まるメロディックなギター・ソロ
10. Rodeo
- 00:00~ ドラマティックでスリリングなイントロにドキッ
- 00:12~ ヨハンの美しいピアノ+クリスティアンの切ない歌唱
- 00:21~ 予想に反して軽快なテンポに
- 00:36~ と思ったら、静かになって…
- 00:42~ アントンの爆発力のあるドラム。クリスティアンが伸びのある歌唱がさえる
- 01:58~ エモーショナルなギター・ソロ
- 02:10~ ダイナミックなドラム
- 02:22~ ピアノがキラキラ
- 03:07~ クリスティアンの歌声のみで終わる
終わり方がちょっと唐突ですが、曲中の展開はすばらしいです。
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