HARDCORE SUPERSTAR『ABRAKADABRA』

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スウェーデンのHARDCORE SUPERSTARが12作目『ABRAKADABRA』を2022年3月23日にリリースしました。

興奮度の高い強力アルバムです。

全体として2005年5th『HARDCORE SUPERSTAR』に近く、歌、コーラス、演奏全てにおいて強度が増しています。

アルバム・リリースの半年以上も前にあたる2021年8月から2022年2月にかけて、「Forever And A Day」「Weep When You Die」「Catch Me If You Can」「Dreams In Red」「Fighter」の5曲を先行公開。

アルバム本編全曲の半数を先行リリースするという攻めのプロモーションを展開したHARDCORE SUPERSTARですが、残りの5曲もかっこいいです。

『ABRAKADABRA』の収録曲とおすすめ曲

ということで、以下の太字部分の本編全曲がおすすめですので、各曲の特徴を紹介していきます。

■HARDCORE SUPERSTAR/ABRAKADABRA (2022年)

  1. Abrakadabra
  2. Influencer
  3. Forever And A Day…先行公開曲
  4. Weep When You Die…先行公開曲
  5. Give Me A Smile
  6. Catch Me If You Can…先行公開曲
  7. One For All
  8. Dreams In Red…先行公開曲
  9. Throw A Brick
  10. Fighter…先行公開曲
  11. You Can’t Kill My Rock ‘N Roll (Live)

メンバー

  • ヨッケ・ベルグ<Vo>
  • ヴィック・ジーノ<G>
  • マーティン・サンドヴィック<B>
  • アッデ・ムーン<Ds>

おすすめ曲のレビュー

レビュー内に記載されている時間は、曲をフル再生した場合の表記です。

1. Abrakadabra

浮遊感のあるサウンドがフェードイン。
00:26からバンド演奏に入り、ヴィック・ジーノ<G>のメロディックなギターが重なって曲本編に突入します。

徐々に勢いを増していく構成がかっこいい。

曲本編はドライヴ感にあふれていて、ヨッケ・ベルグ<Vo>の個性的かつエネルギッシュなヴォーカルにパワフルなコーラスが被さるメロディ展開がクールです。
サビのコーラス・ワークは耳に入ってきた瞬間もうドキドキって感じで、ずごいパンチ力。

03:44からのヴィックのメロディックなギター・ソロも胸に響いてきますし、04:32からのアッデ・ムーン<Ds>のドラミングも迫力があります。

2. Influencer

ヴィックのドライかつメロディアスなギターを軸に展開するグルーヴィなナンバー。

「Abrakadabra」でエンジンを温めて、この「Influencer」で加速って感じです。

ここでもコーラスがダイナミックで強烈。

ヨッケのエキサイティングなヴォーカルに要所要所に力強いコーラスを絡めていくのですが、このアプローチが秀逸です。

コーラスが入ってくるたびに「よっしゃあ!」な感じになり、力が入ります。

3. Forever And A Day…先行公開曲

ダークでミステリアスなイントロから爆発力のある演奏に突入するガッツあふれるナンバー。

ゴージャスなコーラスが最高にクールで、ヨッケの毒性のあるヴォーカルと見事にマッチしています。

00:52でそのコーラスが初めて入りますが胸に刺さるかっこよさ。
これが曲中の心臓部となって繰り返されるのだからたまりません。

02:12からのアッデのパワフルなドラミング、そしてその後の02:24からヴィックのメロディックなギターが追いかけてくる展開も素晴らしい。
短時間ですがワクワクするアプローチです。

4. Weep When You Die…先行公開曲

コーラスが静かに響き渡り、00:18からバンドの演奏が入ってスタートするのですが、00:21から聴けるヴィックのギターがメロディアスでクール。

そして、ヨッケのエネルギッシュなヴォーカルが進み、ダイナミックなコーラスが絡んできます。
コーラスは「Forever And A Day」同様、一瞬で虜になります。

02:01からのヴィックのギター・ソロもエモーショナルで最高。

02:22でいったん静かになり、徐々にハードさを重ねてアッデの力強いドラミングと共にコーラスに戻る構成もいいアクセントになっています。

5. Give Me A Smile

シャープさを軸にしながらもメロディアスなフレーズをバランス良く組み込んだヴィックのギター・プレイが光ります。

ヨッケの独特な唱法、パワフルなコーラスにワクワクさせられ、骨太な演奏ながらもギターの旋律がキラリ。

サビは結構クセになりますね。
聴けば聴くほどハマっていきます。

ハードさとメロディアスなアプローチのバランス配置が見事なロックン・ロール・ナンバーです。

6. Catch Me If You Can…先行公開曲

勢いあふれるアップ・テンポの曲。

エネルギッシュなヨッケのヴォーカルとダイナミックなコーラスがマジックを起こしています。
「Come on」とかけ声が入る所は一緒に拳を振り上げたくなります。

02:05からのヴィックのギター・ソロもかなりテンションが高い。
弾きまくりな感じで、長時間続くのがまたうれしいです。

7. One For All

ドライヴ感あふれるナンバー。
00:18でコーラスが入ってきますが、ここからもうドキドキが止まりません。

ヨッケのヴォーカルがパワフルに展開し、バックではヴィックのメロディアスなギター。
そして程良いタイミングでゴージャスなコーラスが登場するというガッツポーズ級のロックン・ロールです。

02:26でいったん静かになり、ヴィックのギター・ソロに展開していく流れもいいですね。
ソロそのものも徐々にテンションが上がっていく感じで最高です。

8. Dreams In Red…先行公開曲

ちょっと不穏な演奏とヨッケの歌で始まり、そして00:28からメロディックなギターが入ってスタート。
即効性のあるアプローチで、ここでKOされます。

以降はヨッケのエモーショナルなヴォーカルを軸にダイナミックに展開。

骨太な演奏を基盤としつつ、情熱的なフレーズを絡めるヴィックのギターも光ってます。
02:04からのギター・ソロも胸に響いてきますね。
アッデのドラムの連打もすごい。

音がピタッと止まる終わり方にもハッとさせられます。

9. Throw A Brick

00:19からの爆発力のある演奏にガツンとやられます。

ヘヴィでかっこよく、ズッシリ感がすごい。

そして、ヨッケのリズミカルなヴォーカルに絶品のコーラスが重なるという展開。
コーラスは分厚く、ちょっとSKID ROWっぽい感じも。

バックで刻まれるヴィックのシャープなギター・サウンドもハマっています。

02:56からアッデのパワフルなドラムが展開され、コーラスに戻る構成も素晴らしい。

10. Fighter…先行公開曲

前半は静かな雰囲気。

ヴィックのギターをバックにヨッケが素晴らしい歌を聴かせてくれます。
切なく、そして優しさが感じられる。
そんな歌メロです。

02:21からアッデのドラムが入り、バンド演奏へ。

02:42からのコーラス・ワークがまた絶品。
感動の度合いが高まっていく構成が最高です。

総評

HARDCORE SUPERSTAR『ABRAKADABRA』を紹介しました。

興奮度の高いロックン・ロールです。

以下が魅力として挙げられます。

  • ヨッケ・ベルグ<Vo>の中毒性のあるヴォーカル
  • ヴィック・ジーノ<G>のハードかつメロディアスなギター。ソロもインパクトあるフレーズが満載
  • アッデ・ムーン<Ds>の爆発力のあるドラミング
  • パンチのあるコーラス

メロディのインパクトが増した『HARDCORE SUPERSTAR』とも形容できます。

アルバム・リリースの半年以上も前から「Forever And A Day」「Weep When You Die」「Catch Me If You Can」「Dreams In Red」「Fighter」の5曲を先行公開。
しかも「Fighter」はアルバム本編の最後の曲。

アルバム発表前に収録曲の半分、さらに本編最後の曲をリリースするあたりに、バンドの『ABRAKADABRA』への自信がうかがえます。

そして、先行公開されていなかった残りの5曲もすごかった。

『ABRAKADABRA』は、HARCORE SUPERSTARの攻めの姿勢とバンドとしての充実ぶりが反映された強力作です。

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