【レビュー】KATATONIA『SKY VOID OF STARS』

HM/HR

KATATONIAが12作目『SKY VOID OF STARS』を2023年1月20日にリリースしました。

2023年はKATATONIAデビュー30周年。
30周年を祝うのにふさわしい力作です。

ダークでメランコリックな音像の中で美しいメロディがキラリと光ります。

後半にキラー・チューンあり。

前半にはGHOSTっぽい曲も登場します。

以下の太字の6曲がおすすめです。

■KATATONIA『SKY VOID OF STARS』(2023年)

  1. Austerity
  2. Colossal Shade
  3. Opaline
  4. Birds
  5. Drab Moon
  6. Author
  7. Impermanence
  8. Sclera
  9. Atrium
  10. No Beacon To Illuminate Our Fall
  11. Absconder

【メンバー】

  • ヨナス・レンクス<Vo>
  • アンダース・ニーストロム<G/Key>
  • ロジャー・オイエルソン<G>
  • ニクラス・サンディン<B>
  • ダニエル・モイラネン<Ds>

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おすすめ曲のレビュー

レビュー内に記載されている時間は、曲をフル再生した場合の表記です。

1. Austerity

  • 00:00~ ヨナスのヴォーカルとダニエルのリズミカルなドラムでスタート。ダークでヘヴィ、そしてドラマティック
  • 00:15~ テンポを上げてグルーヴィに
  • 00:42~ サビ。霧がかった情景を連想させる。物悲しく美しい
  • 01:37~ ギター・ソロ。それまでとは雰囲気を変えて、ややヒステリックな雰囲気を醸し出しながらエキサイティングに展開

2. Colossal Shade

冒頭に書いた「GHOSTっぽい曲」がこちら。

2021年5th『IMPERA』収録の「Call Me Little Sunshine」を想起させるすばらしいナンバーです。

  • 00:00~ 「Austerity」からつながる形で始まる。スローでヘヴィに進行
  • 00:10~ さらに重みのあるギター・リフが被さる
  • 00:21~ 演奏にミステリアスさが加わる。ヨナスの中音域の歌唱が見事にハマる
  • 01:49~ サビ。メランコリックかつ美しいメロディが長時間続く。たまらない…
  • 02:29~ 叙情的になるもニクラスのベースとダニエルのドラムは力強さを維持
  • 02:54~ 刺激的なフレーズ
  • 02:57~ ヨナスの歌声が次から次へ。普通の声だけでなくエフェクトがかかった声も

「Call Me Little Sunshine」を意識して聴くと、ヨナスの声がトビアス・フォージ<Vo:GHOST>っぽく聞こえてきます。

3. Opaline

  • 00:00~ アンダースのキーボードが夜の港を連想させる
  • 00:20~ ダークで静かな演奏をバックにヨナスが静かに歌う
  • 01:02~ ヨナスの声にエフェクト。美しいハーモニーも重なる。バックでは00:00~のワクワク・キーボード
  • 01:22~ ダニエルのスネア(「感動パートの始まり:ヴォーカル編」的な合図)と共にサビへ。「Colossal Shade」同様、魅力的な歌メロが長時間続く
  • 02:49~ サビがピタッと止まり。静かに
  • 03:30~ ドラム(「感動パートの始まり:ギター編」的な合図)+ギターがキーン!→ギター・ソロへ。絶品のフレーズ
  • 03:54~ ギター・ソロの感動を引き継ぎサビへ。これまでになかった歌メロも加わり涙腺をさらに刺激

INSOMNIUM「White Christ」

「Opaline」は、演奏の雰囲気がINSOMNIUM「White Christ」(2023年2月24日リリース予定の9作目『ANNO 1696』からの先行公開曲)に似ています。

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4. Birds

  • 00:00~ 重厚でメロディックなギターを軸としたノリの良い曲調。TO/DIE/FORっぽい
  • 00:38~ ギターはいったんお休み。アンダースのキーボードを前面に出した演奏をバックにヨナスが歌い始める
  • 01:13~ ギターが再び加わり、ヨナスの歌にもエンジンがかかる
  • 02:49~ 浮遊感のあるパート。「Austerity」のような霧がかった感じ。モゴモゴとしたヨナスのヴォーカルが印象的
  • 03:13~ アンダースのキーボードにミステリアスさが増す+泣きのギター→ダニエルがカウントしてサビへ

6. Author

  • 00:00~ うつむいたまま聴くのにぴったり。顔を上げる気にならない
  • 00:20~ 演奏とは対照的にヨナスは高音域寄りの歌メロ
  • 01:03~ 厚みのあるギター・リフが加わる
  • 01:23~ サビ。ヨナスは中音域へシフトし浸透度の高いメロディを歌う。歌詞にはアルバム・タイトルも。ダニエルのバスドラが心地良く響く
  • 02:46~ ギター・ソロ。ヘヴィな演奏をバックにエモーショナルなフレーズが展開

9. Atrium

キラー・チューンです。

  • 00:00~ 劇的サウンド+哀愁あるギター
  • 00:16~ ヨナスのヴォーカルが入る…霧がかってはいるものの少し光が差し込んできた感じ
  • 00:45~ ちょっとフェイントをかけるダニエルのスネア
  • 00:49~ サビ。うっとりするような絶品のメロディ。ギターも後ろで泣く→聴いているあなたもきっとも泣く
  • 01:23~ メロディックなギター・フレーズを響かせて2番へ
  • 02:34~ ヨナスの低音域と耽美的かつ物悲しいフレーズが交互に

2曲目あたりに配置されそうな曲調ですが、こういったナンバーをアルバム後半に持ってくる構成がまたニクいです。

アルバム『SKY VOID OF STARS』へのリンク

フル・アルバムへのリンクはこちらになります。

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